造船業者Asto ShipyardはBricsCAD Mechanicalで正確な設計を実現

造船業者Asto ShipyardはBricsCAD Mechanicalを使用してすべての構造部品と機械部品を設計し、最高水準の精度を確保しています。

Asto Shipyard banner

「正確であること」は、オランダを拠点とする造船会社Asto Shipyardにとって最も重要なコアバリューです。1956年に設立されたAsto Shipyardは、内陸船舶の建設、仕上げ、メンテナンス、修理および船舶関連プロジェクトのトータルソリューションを提供する会社です。Asto Shipyardは最高水準の精度を保証するために、BricsCAD Mechanicalを使用してすべての構造および機械部品を設計しています。

エンジンルームから船舶建設完了まで
Asto Shipyardのエンジニアであるメルヴィン・ハマール・ド・ラ・ブレトニエール氏、同プロジェクトマネージャーであるスティン・ビュイック氏は、造船会社にとって「正確であること」が重要な理由を説明してくれました。

「私たちは今、とても忙しいです。」 とハマール氏は言いました。 「Astoでは約35人が働いており、私たちをサポートする派遣労働者を雇うことも多いので、最も忙しい時には約150人ほどが現場にいることになります。私たちの顧客は、主に船会社、政府機関、個人で、私たちに船の製造とメンテナンスを依頼しています。」

「私たちは、設計から納品までのトータルソリューションを提供し、総ての工事の一部も管理しています。」 こう、ビュイック氏は付け加えます。 「例えば、自分で船体を購入してから、エンジンルームを完成させるために当社に来るお客様がいます。」

造船図面
造船業界のほとんどの設計は2Dで作成されていますが、Asto Shipyardは技術革新と精度を優先するために、3Dモデリングを設計に取り入れ始めました。

「私たちが受け取って工房に提供する図面はほとんどが2Dで、船のエンジンなどの複雑なものもほとんどが2Dで納品されます。」 とビュイック氏は述べています。

「それでも、企業として3Dモデリングを使い始める時が来たと感じました。3Dでは、より正確に部品を描くことができます、そして我々は3Dモデルが顧客の心に訴えかけることに気づいたのです。簡単に言えば、よりよく売れるということです。」 とビュイック氏は説明しました。

InventorをBricsCADメカニカルにリプレース
BricsCADの販売代理店であるCADKoop社は、Asto Shipyard社のチームに構造および機械製図用のデザインソフトウェアBricsCAD Mechanicalを推奨しましたが、これこそまさに同社が求めていたものでした。

「BricsCAD Mechanicalを使えば、シャッターや通気口などの一般的な部品を3Dで簡単に描くことができます」と ハマール氏は語ります。 「板金機能を使うことが多いので、BricsCADにはさまざまなプロファイルがすべて存在することが非常に便利です。BricsCAD Communicatorのおかげで、.iptファイルやSTEPファイルなどの他のファイルを簡単に開いて編集することができます。」 こう、ハマール氏は追加しました。

「私たちが気に入っているのは、BricsCAD Mechanicalをメンテナンス付きで購入できるため、例えばAutodesk® Inventor よりもはるかにコスト効率の高い代替品となっていることです。」

3Dの新しい可能性
「3Dで作図するようになったので、図面や図面の一部を再利用する方が簡単です」 とハマール氏は述べています。 「私たちは最も一般的な部品ライブラリを作成していますが、船はそれぞれ異なるため、これらのパーツを迅速かつ簡単に適応させる必要があります。今後は、階段やシャッター、ペネトレーションなど、他の要素もパラメータ化していく予定で、これにより大幅な時間短縮が可能になります。」

「エンジンルームを3Dで作図する方が正確であることもわかりました。狭い空間に多くの機械を配置することが多いので、すべての測定値が正しいことが重要です。3Dにすることで、よりスムーズで正確な作業が可能になり、クライアントにとってもより明確になります。」

「BricsCAD Mechanicalによって、私たちのチームは構造および機械製図の基準をさらに高めることができました。」 ハマール氏はこう付け加えました。 「造船における3Dモデリングには、まだ活用しきれていない多くの利点があると感じています。」

bricscad-logo
フル機能の 30 日間体験版をダウンロード

デザインを始める
今日BricsCADで!