2006年、ベン・ヴァン・アメルスフォールト氏は製図サービス会社Tekenbureau van Amersfoortを設立しました。アルミニウムやスチール製ファサードの建設に従事する企業向けの製作図面を専門としています。さらに、個人が許可申請を得るために建築計画を立てる際のサポートも行っています。
ファサードデザインに特化
「私がよく仕事をしているファサード工事の常連のお客様が何人かいらっしゃいます。」とアメルスフォールト氏は語りました。「これらのビルダーは、Kawneer、Schüco、Reynaers、ALUKなどの標準的なプロファイルシステムと連携しています。これは、レゴ(レンガ)の箱として見ることが可能です。ファサードは常に同じ標準的なコンポーネントから構築する必要があります。これらの部品を.dwg形式で集めたので、すぐに詳細な製作図を作ることができます。」
ベンは、彼がクライアントから取得するデータの種類について語ってくれました。 「私はしばしば.dwgやIFC形式のファイルを受け取ります。しかし、時にはPDFや印刷された図面であったりします。これらを横断して、正しい寸法を提供する必要があります。」 彼の机の上に昔は修道院だった築100年以上の建物の図面があります。 「ご覧ください。このような図面では、作図とモデリングをすべてやり直した方が良く、そうすることですぐに適切な情報が得られます。この割り当てをするために、私は既存の建物に収まるアパートの数を調査する必要があります。それには、フィット感のいいモデルが不可欠です。」
BricsCADへの移行
ベンはBricsCADへの投資で得られる価値について恥ずかしがらずに語ってくれました。 「私は2Dで作図するのに慣れていましたが、実際の市場においては3Dモデルが必要です。私のお客様はますますBIMモデルを求めるようになり、最終的に寸法を決定するためにIFCファイルを定期的に使用しています。お客様はますます3Dでの印象を求めるようになってきています。フラットビューは彼らにとってあまり意味がありません。だから私は別のソフトウェアを探し始めたのです。そこで探し当てたのがBricsCAD BIMでした。Macでも利用可能で、AutoCAD®に慣れている私には非常に馴染み深いように見え、とても興味深いものでした。」
「AutoCADからBricsCADへの移行は実際、非常に簡単です。コマンドはすべて同じですし、AutoCADで作成した .dwgファイルも引き続き使用できます。半日もあればBricsCADを習得できます。.dwgを開いて配信し、IFCファイルもまた申し分ありません。」
BricsCAD BIMワークフローの価値
「BricsCAD BIMを使えば、3Dデザインをすばやく作成することができます」 と、同氏は語ってくれました。 「ドア、窓、壁などの一般的な要素はすべて標準で含まれています。そしてモデリングは非常に直感的です。さらに、私にとって大きな利点は、2D図面も描き続けることができるということです。私の顧客の多くは、2Dでの制作図面を要求しています。これは、BricsCAD内の異なるワークスペースを使用して通常の方法で行うことができます。2D作図ワークスペースで2D図面を作成し、BIMワークスペースを使用して建物のモデリングを行っています。
同氏は、BricsCAD BIMでの3Dへの移行に明確な価値を見出しています。 「当社はクライアントから安定して発注を頂いており、3DとBIMへ移行した今、件数の増加も期待しています」 と、同氏は締めくくりました。 「ですから今のところ、私はBricsCADライセンス(の購入)に満足しています。」
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Tekenbureau van Amersfoort
- [www.tekenbureauvanamersfoort.nl](http://www.tekenbureauvanamersfoort.nl)