チューリッヒ(スイス)のSLIK Architektenは、最先端の建物および都市設計プロジェクトなど、強力な実績を誇る中規模の建築事務所です。同社では、BricsCADとBricsCAD® BIMの永久ネットワークライセンスを使用して、信頼性の高い建築図面を迅速に作成しています。
SLIK Architekten社の創立パートナーの一人、ステファン・レマーザル氏は、今日の建築空間における3Dモデリングの重要性の高まりに関する彼の考えを共有しました。 「建築図面はかなり長い間、私たちの職業の主要媒体であり、これらの図面を作成するために私たちが選択したツールがBricsCADでした。私たちの設計図は、承認を得るために家主や役所に送付され、最終的には建設業者に依頼することで実現されます。一方で、3Dモデルの重要性はますます高まっています。創業当時から3Dモデルを使って設計を進めてきましたが、設計が具体化し、正確で交換可能なIFCモデルが必要になった時からがBricsCADの出番です。」
いつでも、どこからでもドキュメントにアクセス可能
当初、同社はAutodesk®が開発した業界標準のCADソフトウェアを使用していました。Autodeskが最近実施したライセンスモデルの変更は、SLIK Architektenの業務の進め方に合いませんでした。同社のワークフローでは、いつでも、どこからでも自分の仕事にアクセスできる必要があり、またソフトウェア更新に関する意思決定を管理できる必要があります。レマーザル氏は次のようにコメントしています。 「ソフトウェア会社が製品を変更することを決定したがゆえに、私たちの主要な仕事にアクセスできなくなるリスクは冒せません。一般的に、私たちはさまざまなソフトウェアパッケージのエコシステムを使用していますが、BricsCADはDWGとの完全な互換性があり、非常に適しています。」
移行を実施
AutoCAD®からBricsCADへの移行は、SLIK Architekten社にとって簡単なプロセスでした。重要なことは、同社が元のテンプレートとライブラリを引き続き使用できることでした。レマーザル氏は次のように説明します。 「2つの小さなチームが、私たちのライブラリとテンプレートに関するすべての準備をしました。次に、AutoCAD® LTと並行して動作するBricsCADを展開して、必要な場合にフォールバックがあることを確認しました。Windows 7からWindows 10への移行を行ったとき、AutoCAD® LTを削除して誰も気づきませんでした。」
BricsCADへの移行は迅速に行われ、同社のチームにとって労力がほとんどかかりませんでした。 「マニュアルやフォーラムの知恵以外では、移行中のサポートは必要ありませんでした。」とレマーザル氏はコメントしています。「BricsCADは当社の主力製品です。私たちはそれを頼りにし、信頼しています。」
スイス、チューリッヒ 8004 Birmensdorferstrasse 55
建築
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