ダイナミックブロックのパラメータ編集は、グリップからまたはプロパティから行うことが出来ます。
※ 一部のアクションや拘束の組み合わせには対応していませんのでご注意下さい。
ストレッチと配列複写のアクションが設定されているブロック
ダイナミックブロックの作成
BricsCAD V25 の時点で、ダイナミックブロックの定義データを作ることは出来ませんが、BricsCAD には、同様な仕組みとして3D にも対応したパラメトリックブロックという仕組みがあります。
また、BricsCAD V25 には、ダイナミックブロックからパラメトリックブロックへ変換する機能が搭載されています。
この機能を使用することで、対応している範囲のダイナミックブロックをパラメトリックブロックへ変換して、定義の編集やバリエーションの追加などを行うことが出来ます。
すべてのダイナミックブロックを変換できるわけではありませんが、対応していないものについては理由が確認できます。
ダイナミックブロックと同様なパラメトリックブロックを作成した例
下のポストに投稿した動画の内容は、パラメトリックブロックへ自動変換できない配列の挙動を含んだパラメトリックブロックを作成して動かしている例です。
パラメトリックブロックで配列複写の動作を活用する場合、配列オブジェクトにパラメータを設定する形で連動するような状態にすることが出来ます。
図形に割り当てたパラメータと、配列のパラメータ
配列ブジェクとのプロパティにパラメータの計算式を入れているところ長さパラメータを300で割って列の数として利用しています。
参考までに、パラメトリックブロックのファイルを添付しておきます。自己責任にてご利用下さい。