サイレントインストールの手順

Windows で実際にサイレントインストールを行いたい場合は、次の手順を参考にして下さい。


1. コマンドプロンプトまたは Powershell を実行する

PowerShell またはコマンドプロンプトを開き、ディレクトリ (cd) をBricsCADインストーラの .msi ファイルの保存場所に変更します。
(ここでは、コマンドプロンプトの実行で説明します。)

Windows10 以降では、エクスプローラでフォルダを表示して、アドレス欄に cmd や powershell をと入力して Enterキーを入力すると、現在のフォルダでコマンドプロンプや powershell が実行されます。

1684223367383-WMu13IV0beエクスプローラから cmd を実行しているところ



2. Windows Installer をオプション指定して実行する。

次のように入力して Enter で実行します。


msiexec /i <<BricsCADインストーラファイル名>> /qn /norestart


BricsCADインストーラファイル名は、通常ダウンロードした状態だと、"BricsCAD-V23.2.04-1-ja_JP(x64).msi" のように ”BricsCAD-バージョン-言語(bit).msi” の形式になっています。

単純な実行では、これだけでインストールされます。

インストールのオプションを指定する

インストール時に、選択する項目などについて調整したい事があるかと思います。そのような場合は、msiexec の実行時に、任意のオプションを付けて実行します。

オプションの内容は次のとおりです。

・ADDDESKTOPSHORTCUT=""
デスクトップショートカットが追加されないようにします。

・SHOWRELEASENOTES= ""
インストール完了時にリリースノートが表示されないようにします。

・APPLICATIONFOLDER="your_app_folder"
初期値ではないカスタムフォルダに BricsCAD をインストールします。

・BRXLICENSEDESTFILE="path_to_lic_file"
プロパティ BRXLICENSEKEY、BRXLICENSEFILE、BRXLICENSEERVERのいずれかが定義されている場合は このオプションでライセンスファイルのパスを指定します。
デフォルトフォルダは "APPLICATIONFOLDER\BricsCAD.lic" です。

・BRXLICENSEKEY="your_license_key"
ライセンスをアクティベートし、BRXLICENSEDESTFILE で指定したフォルダに保存します。

・BRXLICENSEFILE="your_license_file"
BRXLICENSEDESTFILE で指定したフォルダにライセンスファイルをコピーします。

・BRXLICENSESERVER="host" 又は BRXLICENSESERVER="port@host"(*) BRXLICENSEDESTFILEで指定したフォルダにサーバーのホスト仕様を含むライセンスファイルを作成します。主にネットワークライセンスの場合に利用します。

(*) ライセンスサーバーがデフォルトのポート5053とは異なるポートを使用している場合。

・REBOOT=ReallySuppress
インストール完了後に再起動しないようにします。

この他の msiexec オプションは、msiexec /? で確認できます。


ケース別のコマンド例


★ ショートカットなし、リリースノート表示なし
msiexec /i "BricsCAD-Vxx.x.xx-x-ja_JP(x64).msi"/qn ADDDESKTOPSHORTCUT="" SHOWRELEASENOTES=""

★ ショートカットなし、リリースノート表示なし、進捗バーは表示する
msiexec /i "BricsCAD-Vxx.x.xx-x-ja_JP(x64).msi"/qn ADDDESKTOPSHORTCUT="" SHOWRELEASENOTES="" /passive

★ ショートカットなし、リリースノート表示なし、ライセンスキーをセット
msiexec /i "BricsCAD-Vxx.x.xx-x-ja_JP(x64).msi"/qn ADDDESKTOPSHORTCUT="" SHOWRELEASENOTES="" BRXLICENSEKEY="9876-####-####-#####-1234"

★ リリースノート表示なし、ネットワークライセンスをポート番号5046でセット、インストールログ保存
msiexec /i "BricsCAD-Vxx.x.xx-x-ja_JP(x64).msi" /qn SHOWRELEASENOTES="" BRXLICENSEDESTFILE="C:\ProgramData\Bricsys" BRXLICENSEFILE=”BricsCADV23Pro.lic” BRXLICENSESERVER="5046@Licserver-01" /L "BricsCADV23_Install.log"


上記の例を使用する場合は、ファイル名などを適宜変更して下さい。

多数のPCへセットアップをする必要がある場合は、上記のコマンドプロンプトを参考に、コマンドファイル(.cmd)やバッチファイル(.bat)、PowerShell スクリプト(.ps1)を作成して対応すると良いでしょう。

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Hiroki Sugihara - Solution Consultant

デジタルなものづくりに引き寄せられて CAD&CG の世界に入った Hiroki Sugihara は、長年 CAD、WEB、DTP など幅広い経験を持っています。Lisp プログラムでもあり建築、設備系のアプリケーション開発での知見や、長い DWG系CADの業界経験を活かして BricsCAD の導入を支援するため Bricsys Japan の立ち上げメンバーとして活動しています。